第二新卒は事業開発や新規事業に関わる仕事・ポジションに転職出来る?

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この記事は、事業開発・新規事業に特化したメディア「Bizdev Career」を運営する株式会社ファンオブライフのキャリアコンサルタント・キャリアデザイナーが、Bizdev・事業開発・新規事業に関わるキャリアに関する架空の質問に回答しているものです。

※架空の質問ではありますが、実際によく頂く相談内容を元にしています。

「第二新卒で事業開発や新規事業に関わるポジションに転職は出来るもの?」

IT系のシステムの営業に新卒から4年程度従事しています。社内の新規事業に関わりたく入社しましたが、今のままでは携わることは出来なそうです。
転職して新規事業や事業開発を行いたいと思っています。

ただ、事業開発や新規事業のポジションは、コンサルティングファームの出身者や事業会社での企画やマーケティングに携わったことがある経験を求められることが多いかと思います。

第2新卒、しかも企画経験がないと新規事業や事業開発のポジションで転職するのは難しいでしょうか。

「難易度は高いが、転職は可能。」

営業職から事業開発や新規事業ポジションへの転職のご相談ですね。
結論から述べると、営業職から事業開発ポジションへの転職は可能です。
もちろん、営業職→営業職のような同職種転職に比べると難易度は上がりますが、チャレンジする価値は大いにあります。
人口減少・個人消費の抑制等に伴う国内市場の成長鈍化を背景に、既存の事業のみで企業が成長力を維持することが難しい時代となってきています。企業が持続的に成長をしていく手段として、新たな市場や海外に目を向け、新規事業開発に注力する企業が増えてきています。
企業の事業開発ポジションの採用ニーズは高まっており、転職のチャンスは広がっていると言えるでしょう。
一方、
  • 人気職種である
  • 他職種に比べて募集求人の絶対数が少ない
等の理由で選考難易度が高い職種であることは間違いありません。
まずは、事業開発ポジションにはどのような要素が求められるのか、どのような求人があるのか、理解を深め入ていく事がファーストステップとなるでしょう。

事業開発ポジションで求められるスキル・能力は、論理的思考能力、実行力、周囲を巻き込む力

事業開発ポジションの場合、特別な資格やスキルセットが必須で求められる事は多くありません。
では、一般的にどのような要素が求められてくるのでしょうか。

論理的思考能力

事業開発では新たな市場を開拓していく為、明確な答えや勝ち筋が無い事がほとんどです。
その為「こうしたら良いのでは」と仮説を立て検証し、日々試行錯誤しながら業務を進めていく事が求められます。
その際に必要となるのが論理的思考力です。先入観や常識にとらわれず、ロジカルに事業を進めていく為に求められる要素です。

実行力

事業開発では、批評家ではなく実行者であることも重要視されます。どれだけ素晴らしいビジネスモデルを描いても、実行しなければ始まりません。また、実行して始めて得る気づきが事業を推し進める原動力にもなります。論理だけではなく、行動力・実行力も求められる要素として大きいでしょう。

周囲を巻き込む力

事業開発は営業職やマーケティング職あるいはエンジニアなど、多くの職種の方と協業して進めていく事が多々あります。
また、社内のみではなく時には他の企業とのアライアンス提携なども行います。個人の能力だけでなく、周囲を巻き込む力、連携して事業を推し進める推進力も重要視されるでしょう。
上記要素を持っているであろうという事も有り、コンサルティングファーム出身者や事業会社の企画系職種経験者は、事業開発でのメインターゲットになり得ます。
営業職でも上記要素は培えるものであり、実績を出している営業経験者もポテンシャル重視の採用では十分ターゲット層となるでしょう。

第2新卒の場合、0→1ではなく、1→10のフェーズの募集であれば転職出来る可能性が高い

相談者の方のような第二新卒の場合、事業開発の中でもどのようなポジションがより可能性があるのでしょうか。

事業開発の中にも様々な募集があります。

「事業開発」以外にも「ビジネスディベロップメント」「新規事業推進」「ビジネスプロデューサー」など、求人によって様々な呼称があります。

呼称によって明確な定義がある訳では無いので、求人を見る際は求人の中身(具体的な仕事内容に関する記載)を確認することが肝要です。

その中でも第二新卒の方が比較的チャレンジし易いと思われるのが、新規事業の0→1ではなく、1→10のフェーズに携わる募集です。

事業開発の中でも本当に0からの事業立ち上げは相応のビジネス経験が求められますが、既に立ち上がっている新規事業の中に入り、その推進を担うメンバー募集であれば若手層をターゲットにする事が多々あります。

新規事業の推進を通じて事業開発に必要なスキルや仕事の進め方を学び、経験を積んだ後に新規事業の立ち上げに携わるといったキャリアステップを想定している事も多く、企業側もポテンシャルを重視する傾向にあります。

若手が事業開発にチャレンジする場合は、狙い目と言えるのではないでしょうか。

一般的には一つの内定には10社程度の応募が必要、難易度の高い新規事業ではそれ以上必要な可能性も

冒頭に記載した通り、人気職種であり、かつ募集求人の絶対数が他職種に比べて少ない事から、選考難易度は高いと言えるでしょう。

以前に比べれば企業側の採用ニーズは高まっておりチャンスは増えてきていますが、しっかりと準備を進めていく事が大切です。

一般的に言われる事でもありますが、1つの内定を獲得するのに必要な応募数は10社程度です。事業開発・新規事業にチャレンジする場合は、10~15社程度は応募していくことをお勧めします。

現状のスキルに加え、何をしたいのか、なぜそうしたいのかが問われる

既に述べた求められる要素(論理的思考力・実行力・周囲を巻き込む力)は選考の中で確認されるポイントです。

自身の仕事の棚卸を行い、エピソード(定性)と数値(定量)の両面からアピールできるように準備しておくと良いでしょう。

また、第二新卒の場合「何をしたいのか」「なぜしたいのか」も重要視されます。

第2新卒の場合、現状のスキルだけでなくポテンシャルや成長性が評価項目に入ってきますが、それを推し量るものとして「何をしたいのか」は良く問われます。ここで注意したいのが「成長したい」「社会に貢献したい」という、耳ざわりの良い言葉に頼り過ぎない事です。

使い勝手の良い言葉の為よく用いられがちなのですが、「成長」「貢献」などは人によって何を指すかが異なるため、面接官もその真意を捉える事ができません。

使う場合は、具体的に身に着けたいスキルや、何にどのように貢献していきたいかといった具体例を用いて伝えると良いでしょう。

またなぜそれをしたいのかという理由も問われます。その理由も一般的なものではなく、個別の理由や具体的なエピソードがあったほうが、面接官の納得度を高めることにつながります。

回答のまとめ

事業開発への転職について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

事業開発は、ビジネスを創り上げていく面白味ややりがい、また大変さを味わえる魅力的なポジションです。

またビジネスを成長させるにあたって必要な様々な業務に携わるケースが多く、ビジネスパーソンとしても非常に良い経験を積めるでしょう。

第2新卒というキャリアの早い段階で、事業開発・新規事業に携わることは、長期的に見たキャリアとしても大きなプラスになります。

人気の職種で採用要件が高く、募集求人も少ないため、選考の難易度は高いですがその分魅力的なキャリアということが出来るでしょう。

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