J-Startupとは?制度設立の目的、背景は?

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この記事では、経済産業省が開始したJ-Startupプログラムについてまとめています。

J-Startupとは

J-Startupプログラムは、有識者が推薦した成長スタートアップ企業を経済産業省が「J-Startup企業」として選定し、大企業やベンチャーキャピタル、アクセラレーターなどの「J-Startup Supporters」とともに、海外展開も含め官民一丸となって集中的にサポートが行われるプログラムのことです。また、関係省庁とも連携し、プログラムの推進が行われます。

外部審査委員会が推薦内容を尊重しつつ企業をチェックし、厳正な審査で選ばれた企業をJ-Startupの「特待生(J-Startup企業)」として認定し、民間支援機関・NEDO・JETRO・METIによる事務局が中心となり、「J-Startup企業」とサポーター、政府機関を結びつけ、タイムリーかつスピーディな支援を実現します。

J-Startupプログラムの目的、背景は?

ベンチャー企業(スタートアップ)は、イノベーションにより産業の新陳代謝を促し、大企業・中堅企業との連携によるオープンイノベーションのけん引役として、日本の経済発展を将来にわたって支えていくことが期待されています。

経済産業省は、世界で戦って勝てるスタートアップ企業を生み出し、革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供したいと考えており、さらに成功モデルを創出し、スタートアップの地位を高め、日本のベンチャーエコシステムをさらに強くすることを目的に、J-Startupプログラムを開始しました。

現在、政府は「企業価値または時価総額が10億ドル以上となる、未上場ベンチャー企業(ユニコーン)または上場ベンチャー企業を2023年までに20社創出」という目標の達成を目指すとともに、ロールモデルの創出によって自ら企業を立ち上げてチャレンジする起業家マインドを社会全体で醸成し、日本のスタートアップエコシステムのさらなる強化を目指しています。

J-Startup企業例

すららネット

株式会社すららネットは、一人一人のペースや学力レベルに合わせて学習を進められるオーダーメイド型の対話式教材を提供しています。全国の学校、学習塾、家庭学習において多数採用されています。

ライフイズテック

ライフイズテックは中学生、高校生のためのプログラミング・ITキャンプ/スクールを運営しています。また、ディズニーの世界を楽しみながらオンラインで学習出来るプログラミング学習教材「テクノロジア魔法学校」を提供しています。 PCやプログラミングの初心者でも学習できるよう、楽しみながらプログラミングを身につけられる教材を提供している。

Cogent Labs

コージェントラボは、最先端の人工知能の研究・開発と関連ソリューションサービスを提供する企業。人工知能を活用して人々の働き方や生活の未来を形作ることに取り組み、実生活の課題を解決する、使いやすくて直感的なソリューションを提供している。

アクセルスペース

アクセルスペースは、超小型人工衛星の設計開発およびそのデータ提供を中心事業とするスタートアップ企業。三井物産やスカパー、ウェザーニューズなどの提携企業とともに、宇宙のビジネス利用を推進している。

メルカリ

株式会社メルカリは、スマホから誰でも簡単に売り買いが楽しめる日本最大のフリマアプリを提供している。2018年6月19日に、東京証券取引所マザーズに新規上場している。時価総額1,000億円を超えるベンチャー企業(いわゆるユニコーン)として、ベンチャー・スタートアップの中では代表的な存在。

LeapMind

LeapMindは、人工知能(AI)の要素技術である、ディープラーニング技術を活用した企業向けのソリューションを提供するベンチャー企業。ディープラーニングをあらゆるモノに適用するDoT(Deep Learning of Things)の実現に向け、組込み向けディープラーニングソリューションを研究開発している。

そのほかにも多くのベンチャー・スタートアップがJ-Startupに選出されている。