Formlabs、NEAによる資金調達により資金調達ラウンドを終え10億ドルを超える評価を獲得

強力で身近な3Dプリントシステムを提供するFormlabsは1,500万ドルの資金調達の実施を発表した。今回の資金調達は、国際的なベンチャーキャピタルファームであるNew Enterprise Associates(NEA)によって行われ、10億ドルを超える企業価値が認定された結果、現在までの総額で1億ドル以上の資金がもたらされた。

また、General Electric社の元会長 兼 CEOであるJeff Immelt氏を取締役に選任したことも発表した。

Formlabsの共同設立者 兼 CEOであるMax Lobovskyは次のように述べている。

「Jeffを取締役に迎えることを大変嬉しく思っています。JeffはGEにおいて、さまざまな業界を対象に高度な製造技術の開発と活用を進めました。そのような類い希な実績と高い専門性は、当社の事業にとって大変貴重なものです。今回のジェフの取締役への就任と NEAによる直近の資金調達ラウンドを経て、当社の経営状況はさらに安定し、製品ラインの拡張と世界規模での成長を今後も続けていくことができます。」

Formlabsは以下のような優れた実績を挙げている。

  • 光造形(SLA)方式3Dプリンタで、世界第一位の販売実績を誇る
  • 利益率の高い事業運営により、5年連続で1億ドルを超える年間収益を記録し、約100%の成長率を達成
  • 本年前半に発表したシリーズCの資金調達により、中国を含むアジア太平洋地域に市場を拡大
  • 北米、欧州、アジアにある事業所で計500人以上を雇用
  • 大規模グローバル企業から小規模事業者にいたるまで、それぞれの分野における先進的な企業が顧客となっており、現在も拡大

Jeff Immelt氏は次のように述べている。

「重要な時期を迎えたFormlabsの事業展開に関われることを大変光栄に思います。これまでMaxとそのチームは非常に優れた成果を挙げています。医療、製造、エンジニアリングと広範囲にわたる産業分野を対象に、最高水準のテクノロジーを開発し、優れた功績を残してきました。2011年の創業以来、Formlabsは競合他社の追随を許さず、3Dプリントにおけるリーダーの地位を確立しています。Formlabsの次の段階をサポートできることが大変楽しみです。市場シェアの拡大と継続的なテクノロジーの高度化が期待されます。」

NEAのパートナーでFormlabsの企業投資を担当するDayna Grayson氏は、次のように述べている。

「Formlabsの3Dプリンタ製品は個人だけでなく企業でも導入されるようになってきており、その用途は最終的にポリマーで成型される部品全体に広がりつつあります。いわゆるマスカスタマイゼーションがついに実現し、製造プロセス自体をスケーリングする新しい時代に入ろうとしていますが、経営陣による運営は常に適切で、このような素晴らしい企業の成長をサポートできることに喜びを感じています。」

デジタルマニュファクチャリングは、NEAにおける重点成長分野だ。機械学習、ロボティクス、コネクテッドデバイスなどの主要な実現技術と同等なものと位置付けられている。

NEAは、SaaSやオープンソースなどのテクノロジーシフトが期待された分野に早期から投資し、40年にわたる実績を積み上げると共に、MuleSoft、Tableau Software、Workdayなどの業界を主導する企業を支援してきた。同社は、現在進行している業界の変革は、新しい世代のテクノロジーリーダーの出現を促すに値するものと確信しているようだ。Grayson氏は、NEAのデジタルマニュファクチャリング分野における投資事業を統括しており、Desktop Metal、OnShape、Tulip、Upskillへの投資に携わった。

Formlabsの共同設立者 兼 会長であるNatan Linderは、次のように述べている。

「Dayna氏とNEAのチームのサポートを受け、Jeff氏を取締役に迎えることができ、大変嬉しく思っています。Jeffの産業市場に関する知識、幅広い人脈、40年にわたり蓄積されたグローバル企業での専門性は、急速な成長を続け、世界を目指す当社にとって重要な資産となるでしょう。」