フルスピード、BtoB向けの顧客獲得施策を行う企業を対象にアンケートを実施

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アドテクノロジー開発とインターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピードは、BtoB向けの顧客獲得施策を行っている企業の広告・マーケティング・広報・企画の担当者を対象にアンケートを実施した。

アンケートの目的

Webマーケティング担当者の果たすべき役割・機能が増え、求められるレベルも高まっている。そのため現状のままでは対応しきれないと、課題感を募らせるマーケティング部門が増えている。

多くの企業が抱えている課題とその対応状況について、全国のBtoB企業で顧客獲得施策を取りあつかう広告担当者、マーケティング担当者、広報担当者、企画担当者の実情を調査・分析した。悩みを抱える担当者たちの問題解決のヒントとなるようなアンケートを実施した。

調査概要

  • 調査日時:2018年3月9日
  • 有効回答数:442名
  • 調査対象:全国のBtoB向け顧客獲得施策を実施している広告・マーケティング・広報・企画の担当者
  • 調査方法:Webアンケート

調査サマリー

  • Webを活用した顧客獲得施策を実施する際足りないもの「上司・経営者の理解」、「人材(リソース)」、「自身の専門知識」、「予算」など。
  • 50.4%が社内にWebを活用した顧客獲得施策の方法や内容について「相談できる人がいない」。
  • Webを活用した顧客獲得施策に関する悩みとして「人的リソース不足」、「社内の理解不足」、「データ、ノウハウ不足」などより具体的な悩みが集まる。
  • その悩みの解決策は「代理店に相談」、「人的リソースの増加」「経験を積む」など、「解決策がない」「有効な手立てがない」との回答も。
  • 60.9%がWebマーケティング施策を代理店などにアウトソース。利用者と非利用者で施策の満足度に約2倍の差。

質問内容

  • Q.1 あなたの会社の業界を教えてください。
  • Q.2 あなたの担当している事業がインターネットを活用した顧客獲得施策を実施する際に「足りない」と感じるものはなんですか。
  • Q.3 あなたの会社にはインターネットを活用した顧客獲得施策の方法や内容について詳しく相談できる人はいますか。
  • Q.4 あなたの担当している事業のインターネットを活用した顧客獲得施策に関する悩みを答えられる範囲で詳しく教えてください。
  • Q.5 前問Q.4でお答えいただいた悩みをどのような方法で解決しようと考えていますか。
  • Q.6インターネットを活用した広告・宣伝・販売促進を広告代理店などにアウトソース(一部含む)していますか。

調査結果

Web担当者が顧客獲得施策を実施する際に「足りない」と感じるものを質問した結果、前号の調査でもトピックスになった「上司・経営者の理解」を挙げる回答が上位であった。以下、人材(リソース)(31.9%)や自身の専門知識(29.0%)、予算(26.9%)、同僚・他部署の理解(22.9%)の順に回答が続いた。
人的リソースや予算など外的要因の悩みと自身の専門知識などの内的要因もそれぞれ「足りないもの」として多くの担当者が挙げており、いずれも3割前後の回答があった。

Webを活用した顧客獲得施策の方法や内容について、詳しく相談できる人が全くいない(9.7%)、あまりいない(40.7%)を合わせた「相談できる人がいない」という回答は50.4%で、全体の半数を超えた。
一方、相談できる人がいる(31.2%)、具体的なアドバイスをもらっている(10.6%)を合わせた「相談できる人がいる」という回答は41.8%だった。4割以上は社内でWebマーケティングに関する相談をしたり、アドバイスを受ける体制があることがわかった。

Webを活用した顧客獲得施策に関する悩みとして「社内の理解不足」、「データ、ノウハウ不足」などより具体的な悩みが集まる。

Q.4の回答結果について

自由記述式で回答を求めたところ、Web担当者が日々の仕事の中で抱えている具体的な悩みや問題をより明らかにすることができた。Q.2でも取り上げた、予算・人的リソース・知識、ノウハウなどの「足りないもの」についての回答は、やはりここでも多数集まった。なかでも人的リソースについての回答は特に多く、どの担当者もWebマーケティング施策を担当する人員の少なさと期待される効果のギャップに頭をかかえているようだ。また、経営者・上司の理解不足だけではなく、他部署や同僚との連携に悩んでいるといった、社内の課題についての回答も散見された。

Q.5の回答結果について

現状では解決策がないと半ばあきらめているような様子が見られる一方で、なんとかして解決の糸口を見つけようと試行錯誤している様子が伝わる回答も多数得ることができた。また、個人の力量や社内の協力だけでは解決できない悩みや課題を、代理店など外部に相談することで解決しているという回答も多かった。専門知識不足や人的リソース不足の問題を理解し、効率よくサポートする役割の代理店や外部業者は、悩めるWeb担当者達の心強いサポート役となっているようだ。

Q6の回答結果について

回答者のおよそ6割(60.9%)が、インターネットを活用した広告・宣伝・販売促進を広告代理店などにアウトソースしていることがわかった。当結果と、4月5日公開のアンケート「現在行っているインターネットを活用した顧客獲得施策の効果に満足していますか?」という質問の結果を照らし合わせたところ、「満足している」回答者の中でアウトソースしていると答えたのは29.4%、アウトソースしていないと答えたのは14.2%だった。アウトソースを活用しているかどうかで満足している割合に約2倍の差があらわれた。

特に専門的な知識やノウハウが必要なWebマーケティングを実施する際は、代理店などのアウトソースをうまく活用することが、担当者本人だけでなく企業や経営者も納得のいく顧客獲得施策を実施するための問題解決方法の一つになると考えられる。