釣りのIoT「スマートルアー」、Sapporo Founders Fundから資金調達実施

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株式会社スマートルアーは31日、投資家からの初の資金調達を行ったことを発表した。資金調達はJ-KISS型新株予約権によるもので、引受先はSapporo Founders Fundと国内の個人投資家1人。

スマートルアーは今年3月には、「北洋銀行ドリーム基金助成金」、北海道銀行「中小企業技術活性化助成金」各100万円の助成金を獲得している。

会社設立の背景とミッション

スマートルアーは、代表の岡村が冬の札幌で「4か月間、1匹も魚が釣れない」という悲しい釣り体験をしたことをきっかけに、2017年3月に設立したスタートアップ。釣りの中でも特にゲーム性が高いルアー釣り分野で、”自分で考えて釣る楽しさ”をサポートすることがミッションである。

センサー内蔵ルアーやスマートフォンアプリを使って”魚が暮らしている環境”を可視化。水中環境と釣果のデータを組み合わせて分析することで、釣り人の作戦づくりを支援している。

解決する課題

これまで、水中環境をセンシングする機材は科学的な研究など、ごく限られた領域でしか使われていなかった。通常のセンサーは空気中での使用を前提としているため、防水性を確保しつつ感知性能を確保することが難しい、水中では電波がほとんど届かないためセンシングデータの取り出しが困難、という問題がある。

また、既存の釣り人向けアプリは釣り人にとっては最大の秘密である「釣れた場所」の共有をコアな機能としており、使いづらいという課題がある。

今後の展望

釣りは、先進諸国だけで7兆円の市場規模があり、1億人が楽しんでいるレジャーだが古くから勘と経験が頼りで、”考えて釣る楽しさ”をサポートする仕組みが不足している。今回調達した資金で、これらの課題を解決する低コスト・超小型のセンサーモジュールや、連動するスマートフォンアプリを開発し、国内のみならず、グローバルなサービス展開を目指している。

投資家コメント

Sapporo Founders Fund 業務執行組合員 村田利文氏

私共はこのたび北海道の野心あふれる、将来性豊かな起業家および企業の1つとしてスマートルアーに投資いたしました。
スマートルアーの製品とサービスは大変ユニークであると同時に、世界中の釣り人たちを喜ばせる潜在力があります。
投資家として、スマートルアーの成長を支援してまいります。